今日は全国的に大雨のようですが、
外へ出かける際をお気をつけ下さい。
姫路でも警報が発令中。
Owlsも警報発令中・・・。
さて、今回は自分が愛用している"Portailleのツインジップブーツ"のメンテをやりましたのでご紹介したいと思います。
Owlsの別注として作って頂いたサンプルをモニターとして履いていました。
履き始めてちょうど1年くらい。
たまにブラッシングをするだけで、
ほぼノーメンテでがんばってもらいました。
シャフトもいい感じにくたびれています。
甲の上の擦り傷は車の運転時や、
バイクのシフトペダルを操作する時についたもの。
後ろのクタッとした感じも◎。
全体的にシワも増え、
圧倒的に新品時よりもカッコ良さが倍増していることが感じられます。
"Italian vachhetta-smooth"と呼ばれるスムース感があり芯がしっかりしているタフな牛革を使って作られていて、馴染むまでに時間がかかりましたが、1年を通して週2〜3回ほど履いていたら、このような感じに仕上がりました。
新品時だとモード感のあるスマートな1足に見えますが、
ここにあるのは全くの別物です。
このブーツに限った話ではないですが、
こうして眺めてるだけでも楽しい。
続いては本題のメンテナンス。
まず初めにブラッシング。
全体を満遍なくブラシをかけます。
ただ、ブラシをかけただけですが、
埃と汚れが落ちて、これだけでもそこそこ綺麗になります。
次に水拭き。
適当な布や着なくなったTシャツのはぎれなど何でもいいので、
霧吹きで水を含ませ全体を水拭きします。(布をちょっと湿らす程度でOK)
こうすることで、汚れ落としにもなりますし、革への水分補給にもなります。
その後、少し乾いたかなくらいのタイミングで、
クリームを塗ります。
僕はこの"マスタングペースト"と呼ばれる無色のホースオイルを使っています。
クリームは指で取り、手で直接塗り込ます。
布に着けて拭くのもいいのですが、
手で直接塗った方が愛着が湧くので、
僕は手で塗っています。
続いては再度ブラッシング。
クリームを塗り終わると全体的にしっとりした仕上がりになり、
それで終わりでもいいのですが、
最後にブラシをかけることでツヤが現れます。
ブラッシングは躊躇なくかけまくるほど光沢はでてきます。
完成。
綺麗になりました。
擦り傷は今回の方法では隠せませんが、
綺麗になった感は十分に味わえると思います。
たまにはこうしてメンテナンスをして労ってあげるのはいかがでしょうか。
簡単なメンテになりますが、自分でやるのはちょっと・・・という方は、
おっしゃって頂きましたらやりますので、お気軽にお声がけ下さい。
(手前)▲Portaille / M21 / Twin Zip Heel Boots / Canyon "BLACK SUEDE"
(奥)▲Portaille / M21 / Twin Zip Heel Boots / Italian vachhetta-smooth BLACK
革素材は違いますが、新品との比較。
アッパーの反り上がりなんかも明らかに違います。
手前のスエードもまた違った味が出るんだろうなと思うとワクワクします。
一般的にはこれからブーツを着用する機会が減っていくと思われますが、
ぜひこのタイミングでお持ちのブーツと向き合って頂けますと幸いです。
それでは。
Owls 今野
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